カイロプラクティックという言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、実際どのようなものかを知っている人はまだまだ少ないと思います。
カイロプラクティック発祥の地であるアメリカでさえ、知らない人がいる(少ないですけどね)わけで、カイロプラクティック後進国の日本では尚更です。
日本ではカイロプラクティック自体が国家資格として確立されたものでないため、カイロプラクターとなるための一定の基準というものが存在していません。
つまり、「10年勉強しようが」、「1年勉強しようが」、「全く勉強しなくても」・・・・・自分が自分のことを『カイロプラクター』だと主張すれば、カイロプラクターになれます。
これはある意味、すごい事態です。弁護士資格を持たない人が、「自分は弁護士だ」と主張したら『弁護士』になってしまうようなものです・・・・と言うかこういう人は、弁護士ではなくて立派な「詐欺師」です。
この混沌とした日本のカイロプラクティック事情で一番損害を被るのは、似非カイロプラクターによって治療を施された患者さんということになります。
傍から見たら全く区別がつきませんからね。まして日本のカイロプラクティック事情に詳しい患者さんなんているわけないですから。
これからカイロプラクティックの治療を受けてみたいという人は、しっかり事前調査をしてください。
一番、確実なのは『評判』です。

